ハムスターは脱走大好きです。
ドワーフハムスターはそれほど脱走しませんが、ゴールデンハムスターは本当に隙あらば脱走しようとします。
ゴールデンハムスターは賢いですし、好奇心旺盛なこともあって、本当に出たがります。
どんなに飼育環境がよくても、十分に散歩をさせても、出たがります。
ハムスターが脱走してしまった時、どうすればいいの?
ハムスターが脱走してしまった時、誰でも必死に探しますよね。
ハムスターの習性上、脱走した先はたいてい決まっているので、落ち着いて探してください。
くれぐれも家の外にまで脱走してしまわないよう、気をつけてください。
ケージの扉は開けておく
ハムスターには帰巣本能があり、かってに帰っていることがあります。
空腹には勝てないし、おしっこしたいときはいつものトイレでしたいから、そのときには戻るよ。
いつの間にか戻っていることも、よくあります。
ケージから脱走することはできたのに、ケージの中に自分では戻れなくてケージの前で困っている…、なんていう可愛らしい姿を見せてくれることもあります。
部屋の扉は閉める
ハムスターケージが置いてあった部屋の扉を閉め、部屋の外へは行かないようにします。
ケージが置いてある部屋の外に出てしまった場合も考え、すべての部屋の扉を閉め、ハムスターの行動範囲を狭めておきます。
そして、ケージが置いてある部屋から順番に探していきます。
隙間を探す
ハムスターが身を隠すことができる隙間を探します。
家具の隙間、家電の下などにいないか探します。
洗濯機の下にいることもあります。我が家では、洗濯機の下にいることが多いです。
あらゆる隙間を探してください。
押入れの扉がちょっと空いていただけで、その中にいることもあります。
かばんが開いていたりすると、かばんの中にいることだってあります。
高いところを探す
たまに…、「どうやってそこに登ったんだ?!?」というような場所にいることがあります。
カーテンに爪を引っ掛けて登り、カーテンレールの上に登ってみたものの、降りられなくなって困っていたりします。
意外な場所にいるものです。
別荘(お気に入りの場所)を探す
ケージの巣箱以外の場所に、別荘(お気に入りの場所)を作ってしまう子がいます。
飼っているハムスターがそのようなハムスターであった場合、たいてい別荘にいます。
我が家の2代目マリちゃんは、私の学習机の引き出しの中に別荘があり、よくそこにいました。
隙間からの追い出し方
棒を使う
最も原始的なやり方ですが、棒でハムちゃんのお尻をちょんちょんとつついて隙間から追い出します。
優しくつついてあげてください。
餌を使う
通常の餌ではなく、おやつとして売られているものを使うと効果的です。
ハムスターは美味しそうな匂いにつられて、隙間からでてくることもあります。
食いしん坊とまではいかなくても、美味しいものは頬袋に詰め込んで持ち帰ろうとしますから。
ハムスターが脱走しないために
ハムスターが脱走しないために、できることをしていきます。
ケージの扉を必ず閉める
超基本的なことです。
ケージの扉が閉まっていなかったら、出ていってしまいます。
飼い主が扉を閉め忘れていたら、そもそも脱走を防ぎ用がありません。
ただ閉めるだけじゃなくて、ちゃんとロックもしておきましょう。
実は脱走されてしまった理由で一番多いのが、ケージの扉の閉め忘れではないでしょうか。
それでも脱走するハムスター
ゴールデンハムスターはドワーフハムスターに比べてパワーがあるので、ケージの扉を力技で押し開けてしまうことがあります。
そんなときは、ケージの扉を針金で縛り付けたり、クリップで止めたりします。
クリップのほうがオススメです。器用で賢い子は、針金すら解いてしまいます。
ケージを変える
お金のかかる方法ですが、脱走されにくいケージに変えましょう。
横よりも上にケージの扉が付いていたほうが脱走されにくいです。
金網型からプラスチックケース型に変えるという方法もあります。
プラスチックケースは少しでも穴が開いていると、穴を広げてそこから脱走してしまうこともあるので注意しましょう。
最後に
賢くて脱走癖があるのがゴールデンハムスターです。
脱走しないようにするのはもちろんですが、脱走されても探しやすいようにケージを置いてある部屋の扉を閉めておくことも重要です。
ケージの生活環境に満足していれば、脱走しても戻ってきます。
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