冷房病の症状:実はこれも冷えが原因だった

熱があるわけでもないのに、常に頭痛に悩まされる。

「頭がいたいので帰ります」

といって会社を早退したこと数知れず。

原因がわからないときはどうしょうもなくて、とにかく辛かったです。

家に帰って寝たところで、なんの解決にもならなかったのですから。

目次

冷えからの頭痛の特徴

頭全体が痛みます。

冷え性の人には、偏頭痛に悩まされる人が多いという記事を見かけます。

そのとおりです。

頭が痛くて重く、思考はいつも霞がかかったようになります。

頭の回転が極度に低下していることが自覚できてしまうだけに、辛いものがあります。

会社を早退し、家に帰ってから熱があるのではないかと体温を測ってみても、体温計は36℃以下を指し示していました。

意味がわかりません。

これは私の推測ですが、冷えにより血流が鈍くなってしまっているがために、脳の活動が低下してしまっているのではないかと思います。

軽く締め付けられるような痛み。

頭全体に鈍い痛み。

頭痛薬は効きません。

なぜなら、体が冷えてしまった結果、自律神経の乱れからくる頭痛なので、カゼからくる頭痛とはメカニズムが違うからです。

エアコンをガンガンに聞かせた部屋では頭痛がひどくなるので、冷えからの頭痛だと気づくことができます。

エアコンの元を離れ、少し体が温まってくると頭痛は軽くなってくると思います。

冷房病からの冷え性がひどい場合はなかなか良くならないのですが、体が温まればいつか頭痛から開放されます。(私は頭痛が軽くなってくることを実感できるまで、2週間を要しました)

冷えを改善する以外に、頭痛から開放されることはありません。

うつ病のようでうつ病ではない抑うつ症状


冷え性からの抑うつ症状がひどく、メンタル疾患を疑った周囲の人から精神科で診察を受けることを勧められ、受診したこともあります。

しかし、うつ病ではありませんでした。

自分では分かっていました、うつ病ではないことぐらい。

他人の目からは一見うつ病に見えても、明らかにうつ病の症状とは違うことは分かっていました。

周囲を納得させるためにも、可能性の一つを潰すためにも受診したにすぎません。

うつ病ではなくとも、抑うつ症状をもたらしている原因が当時は全くわかりませんでした。

症状は、うつ病に似ています。

でも、似て非なるものです。

うまく表現できないですけど、うつ病と大きく違うことは、希死念慮がないことです。

抑うつ状態だけど、自己否定感は全くありませんでした。

無気力

やらなければならないことが分かっていても、なぜかできなくなりました。

能力的にできないわけではありません、できるのです。

でも、冷え切ってしまった体が思うように動かないのです。

動かすためには、冷え性になる前の倍以上の気力を振り絞って、ようやく2分の1ぐらいが達成できたという感じになるのです。

正直、嫌になります。

泣きたくなります。

体を動かすために、普通の人の2倍どころか、5倍10倍の気力が必要となるのです。

仕事のパフォーマンスはガタ落ちです。

無関心

うつ病と違って、やりたいことだってちゃんとあります。

本当に好きなこと、やりたいことの欲求に従って行動したいことに変わりはありません。

でも、やっぱり冷えた体と霞がかかった頭が働いてくれないのです。

なんとか気力を振り絞って頭と体を動かしても動作が鈍く、傍から見たら無関心に見えているのかもしれません。

集中力の低下

集中力が持続しません。

仕事のミスがそれに伴って増えました。

物忘れが激しくなる

集中力が持続しないので、物忘れが激しくなります。

認知症にでもなったのかと思うくらい、物事をよく忘れていました。

やるべきことも忘れてしまい、怒られることもありました。

メンタルの問題ではなく冷え性が問題だった

メンタルを疑ったこともあります。

しかし、冷え性からのメンタル異常だと気づいたとき、気持ちがとても楽になりました。

ある日突然、今までの私の人生の中における冷房とメンタルの状態が結びつき、体だけでなく心まで快方に向かいました。

ずいぶん長いこと苦しみました。

体が冷え切ってしまうと、メンタルまで冷え切ってしまうのですね。

しかも厄介なことに、メンタル不調は早くに現れ、回復は他の症状に比べて遅いのです。

長引いてしまうことを覚悟してください。

ひょっとしたら、冷え性からのメンタル不調なのにうつ病だと思い込み、精神科に通っている人がいるのではないでしょうか。

温度変化にさらされるような環境で仕事をしていたのならなおさら、自分の体温を測ってみてください。

冷え性が見つかるかもしれません。

免疫力が低下することによる諸症状

体温が1℃下がると、免疫力が30%低下するといわれています。

免疫力というものは、健康な体を維持するためには欠かせないものです。

免疫力が低下すると、体はさまざまな病気にかかりやすくなります。

風邪を引きやすくなります

冷え性の進行に伴って、とにかく風邪をよくひくようになりました。

ありえないくらい風邪を引きました。

月の半分を風邪で仕事を休んだことさえあります。

風邪は万病の元と言われます。

この風邪のひきやすさの裏には、なにか重大な病気が隠れているのではないかと、本気で心配していました。

冷え性が一番ひどいときなんて、

  • スーパーのチルドコーナーに行っただけで寒気がし、帰宅して熱を測ると38℃だった
  • 髪を洗い、すぐにドライヤーで髪を乾かさずにしばらく放置していたら、頭が痛くなってきた
  • などなど

本当に、会社だけでなく家族にも申し訳ないくらいに寝込みました。

週3日ぐらい寝込んで、週4日ぐらいは普通に家事と仕事ができたかと思えば、また風邪を引いて寝込むことの繰り返し。

毎日フラフラでした。

アレルギー疾患が出やすくなります

私は花粉症の症状が出たとしても、ひじょうに軽いため悩まされるということはありませんでした。

しかし、冷房からの冷え性に悩まされている時期は、ひどい花粉症に悩まされました。

鼻水もひどいし、目も赤いし。

クリニックから処方されたアレグラがあまり効かなくて、花粉症と薬の副作用の眠気に悩まされていました。

免疫力が下がることにより増えると考えられている病気

がん

がんの発症にも免疫力が関わっています。

十分な免疫力があれば、初期のがんは免疫細胞がやっつけてくれるので、自然治癒します。

がんは、体温の減少に伴い発症率が増加することが報告されている病気です。

24時間とにかく眠たい

初めてエアコンからの冷え性になったとき、どうしようもない眠気にいつも襲われていました。

ナルコレプシーか?それとも多眠症?と思ってみたこともありますが、それとは明らかに症状が違います。

当時は原因が全くわかりませんでした。

朝、目が冷めます。

でも、頭がボーッとしています。

再び布団に入ります。

気がつけば、1日のうち20時間ぐらい寝ていました。

それも1日2日だけでなく、かなり長期に渡って続きました。

当時は大学院生だったのですが、もう不登校状態です。

大学へ行きたいのに、あまりの眠気に体が全く言うことを聞いてくれませんでした。

研究も、就活もままなりませんでした。

起きていても頭が痛く、いつも眠たいのです。

そして横になって寝てしまう。

寝たところで、多分眠りは浅かったです。

いつも頭がすっきりしない状態が続きました。

今だったら、この眠気の正体は冷え性を原因とする自律神経の乱れだとわかります。

概日リズムの乱れかとも思い、朝起きたらとりあえず近所を散歩したり、ジョギングしたりしても、一向に良くならず、いつも眠かったです。

産婦人科で冷え性を指摘され、体温が上がるにともなって、眠気は和らいでいきました。

冬山登山で体が冷えると眠くなって、「寝たら死んでしまう」と、本当か嘘かわかりませんが、そういう話を聞いたことがありませんか。

眠くなるメカニズムは違うかもしれませんが、体が冷えると眠くなる現象は急性でも慢性でも起こりうるということなのでしょう。

朝夜関係なく、食前食後、生理の前後関係なく眠気に襲われたら、冷え性を疑ってみるのもいいかもしれません。

もし冷え性だったら、動かない体をなんとか動かして、体を温めていきましょう。

日常生活における些細な変化

体がこれ以上冷えてしまわないように、本能が働いているのでしょう。

些細なことですが、冷房病を発症する前と後では、志向や行動が変化しました。

体を冷やすと言われている食べ物を避ける

食べたいとも、食べようとも思わなくなりました。

回転寿司では温かいラーメンやうどんばかりを食べる

回転寿司に行くときはもちろん、「生魚がのったお寿司が食べたい」と思って行きます。

しかし、いざ店に入って食べようとすると、生魚がのった寿司にどうしても手が伸びません。

寿司屋は冷房がよく効いていることも関係があるのかもしれませんが、冷たいお寿司にはどうしても手が伸びませんでした。

せいぜい、いなり寿司、炙り寿司、唐揚げ、…

手が伸びるものは火の通った寿司ネタばかり。

寿司屋に入って食べるのは、茶碗蒸し、ラーメン、うどん、…温かい食べ物ばかり。

家族も不思議がっていました。

でも、どうしても体が拒否する感じがして、食べられないのです。

冷え性から回復した今は、普通に生魚がのったお寿司を美味しく頂いています。

生魚は体を冷やすと言われている食べ物なので、きっと本能が「食べるな」と拒否していたのでしょう。

アイスが食べられない

アイスは大好きです。

でもやはり、上記のお寿司と同じ理由で手が伸びませんでした。

どんなに猛暑でも、アイスを手にとることができませんでした。

冷房病から回復した今は、普通に食べてます。

夏でも温かい飲み物を欲しがる

冷やす食べ物や飲み物とは逆に、温かい食べ物や飲み物、体を温めると言われている食べ物を本能が欲します。

  • 猛暑でも,冷えた麦茶を電子レンジで温めてから飲む
  • 生姜焼きといった生姜を利用したメニューが増える(ただし,生生姜はではなく火の通った生姜)
  • コンビニ行って向かうのは,猛暑でも温かい飲み物のコーナー

その他,変化した行動

飲食の好みだけでなく、日常生活も変わります

遅刻が増える

いつもどおり行動しているんです。

でも、いつもどおりの時間に行けないんです。

行動全般がどんくさくなっているので。

夏でも冬ぶとんをかぶって寝る

家族はみんな、暑い夏はタオルケットをお腹にかけて寝ています。

でも、私だけ、冬ぶとんを普通にかけて寝ています。

タオルケットだけでは、風邪を引いていました。

お風呂の温度がすぐに下がる

子供がまだ小さかった頃は、家族全員一緒にお風呂に入っていました。

私が湯船に入ると

「お母さんが入ると、一気にお風呂の温度が下がるんだけど」

なんて言われていました。

追い焚き機能必須です。

お風呂の温度を44度に設定しても、私が入ると追い焚きが必要なくらいに温度が下がります。

1回の入浴で、2回は追い焚きボタンを押していました。

冷え性が回復した今は、追い焚きボタンを押すことはほとんどなくなりました。

まとめ

とにかく体自身が、これ以上体を冷やさないように冷やさないように、できれば体を温めよう温めようと作用しているのが、おわかりいただけたのではないでしょうか。

もしご家族の方にこのような行動の変化が見られたのなら、冷え性を疑ってみてください。

たかが冷え性と侮るなかれ、こじらせると大変なことになります。

温度変化に対する感受性は、個人差が大きいです。

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